9、EV/EBITDA
EBITDAとは?
EBITDA=営業利益+減価償却費 で計算されます。
減価償却費は、固定資産を耐用年度数におじて費用として差し引くことが出来るものですので、本来企業が稼いだ利益(営業利益)に減価償却費を足したものが、本当に稼いだ企業の営業利益(EBITDA)と考えることも出来ます。
※減価償却費って? たとえば、車を今年購入したら
100万円の出費になりますが、当年に100万円分の費用が発生
したことにすると、翌年からは費用は0円になっちゃいますよね?
それっておかしいですよね?だって車は翌年も使いますから・・
なので、車を利用する年でうまく計算して毎年少しずつ費用として
削るのが、減価償却費のことです。
そして、 EVとは?
計算式 EV=(企業総価値)=時価総額+有利子負債 -現金同等物
極端ですが、時価総額(株価×発行済み株式数)のお金があれば、その企業を買収できます。
買収しても、有利子負債があれば、価値は減りますし、
現金があれば価値が増えるので、その分考慮しているのがEVです
EV(企業総価値)=時価総額+有利子負債 -現金同等物 となりますが、これは、
企業の値段になります。株式会社として上場している会社は、その会社を株券を通じて販売しているようなものです。極端にいうと発行済みの株式をすべて購入してしまえば(買収)その会社を買い取ることが出来ます。つまり、企業価値とは、企業をお金で買ったときの値段になります。
しかし、企業は借金もありますし、また現金預金もあるので、発行株式数 ×株価(時価総額)に企業の負債である有利子負債を加え、企業が持っている現金同等物を差し引いたのが、その企業を買収するに値する値段(企業価値)と考えることが出来ます。
このEVとEBITDAを考えて生まれた指標があります。
それは、EV/EBITDA倍率です。
EV/EBITDA倍率とは、その企業を買収したと想定すると、何年で買収金額分の利益を回収できるか?という指標となります。
倍率が低ければ、低いほどいいです。
例:EV 10億円 、EBITDA 1億円
EV/EBITDA= 10倍
これは、この会社を10億で買い取ったら、10年後に10億取り戻せるという意味です。
10年は長いので、企業の成長性も考えると実際は、5倍以下が理想ですね。

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